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Raspberry Piの魅力と可能性

みなさんは Raspberry Pi(ラズベリーパイ)というものをご存知でしょうか?

raspberrypi

Raspberry Piとは、2012年2月に発売された電子開発用ボードです。

わずか86×54mmという名刺サイズにもかかわらずLinuxを搭載することができ、まさに1つコンピュータと同等の機能を持っています。音声や映像出力、さらに汎用入出力を備えているため、非常に多岐に渡って活用することができるデバイスとして現在注目を浴びています。

個人的には教育用デバイスとしての側面にかなり期待しており、ついに

「子供1人に1台のPC」

という時代が到来したと感じています。

Arduinoやmbedといった他のプロトタイピング用ボードでも、汎用入出力を用いたプログラミングを行なうことはできました。しがしながら、開発用のPCを別途用意する必要があり、作成したプログラムをターゲットデバイスへ書き込むという作業がどうしても必要でした。

さらに、映像をディスプレイへ出力することが容易ではなく、結局のところ「開発用PCを通したプログラミング」の域を出ることができませんでした(プロトタイピング用としては優れたデバイスではありますが、あくまでプログラミング教育用デバイスとしては子供一人一人に開発環境を整える敷居が高いという意味です)。

子供たちの手元にあるデバイスでプログラミングが完結するためには、ターゲットデバイスからディスプレイへの直接出力が不可欠であり、そのハードルをクリアしたのがRaspberry Piであると思っています。

話は余談になりますが、僕自身、小学生のときにNECのPC-9801BX/U2というパソコンを両親に買ってもらいました(今からもう20年も前の話です)。子供ながらに自分の書いたプログラムがコンピュータを動かすということに深く感動を覚え、以来その可能性をずっと模索しながら現在まで生きています。

僕自身が小学生だった頃からゲーム機やマイコンなど身近にある電子機器は進化し、ポケベルの時代からやがて携帯電話が現れ、今や身の回りにはありとあらゆるコンピュータがあふれ、僕らは今そういったデバイスに囲まれて生きています。しかしながら、使えるコンピュータの種類と数は増えましたが、中身がブラックボックスになり、マニュアルに従ってただ機器を使うだけという時代になりました。

プログラミングというものの価値は本当に人それぞれだと思いますが、僕はプログラミングというものが

「自分のアイデアを形にするための1つの道具」

だと思っています。

自分一人の手作業だけでは到底できないことがコンピュータを通して、実現できる。その魅力と可能性を一人でも多くの子供たちと共有して、一緒により良い世界を作りたい。そう思っています。

ことラボでは今後、Raspberry Piを利用したプログラミング教育や科学リテラシ教育への応用に注力していきたいと考えています。ぜひこのブログでも技術的な詳細などを追ってお伝えして参ります。

また実際の教育現場などでご協力できることがございましたら可能な限りお応えしたいと思いますので、ぜひご相談等ございましたらお問い合わせ頂けたらと思います。